english

吉城の郷とは

吉城の郷のいわれ

吉城の郷のいわれ

『吉城の郷』は、明治3年に建築された飛騨古川を代表する豪農の館(母屋)を保存しているものです。

当時、飛騨の豪農が飛騨の風土に見合った建築様式に、いかに飛騨文化と自然を生活の場に融合させたか、そのセンスと知恵に驚かされます。 幸い市街地から離れていたため明治37年の古川大火から免れ、当時の飛騨人の心の豊かさを具現化した古川を代表する最古の建築物の一つといえます。当主は昭和40年代まで佐藤医院として地域医療に携われておりましたが、後継者が上京されたため家屋は無人となり、今日に至っておりました。

市民有志による自発的保存活動

市民有志による自発的保存活動

その老朽化から、取り壊しが現実になりはじめた平成25年春、その文化的価値と廃墟化に心痛めた市民有志により、保存・活用活動が生まれ、その保存活動は大規模古民家開発へと発展していきました。

この活動は、行政に深く依存するものではなく、市民の、市民による、市民の為の古民家開発という全国的にも珍しい古民家保存のモデルケースとなりました。 保存活動当初は、建物の保存が大きな目標でしたが、安定的な継続保存を目的に、次第に建物の積極的利用が探られました。

ここにしかない!の集合体として…

ここにしかない!の集合体として

現在、古い蔵をほぼそのまま利用したイタリアンレストラン『くら』、biカフェ『らシーム』、そして日本家屋をそのまま利用した貸切宿『iori』、ダンスホールを使った『貸しオフィス』そして旧家のかまどを使ってのかまど体験など…『ここにしかない』もの・ことを提供する古民家再生複合施設として地域内外そして国内外の方々にご利用頂いております。 先人が作り上げた伝統文化の結晶である吉城の郷で新たなチャレンジをすることでUターン、Iターンを促進し、『新しい飛騨』の発信スポットにしたいと考えています。

吉城の郷の概要

敷地面積 約3000㎡ = 920坪
駐車場 約40台
建物構成 母屋、土蔵(4つ:塩蔵・米蔵・建具蔵・調度品蔵)、離れ(ゲストハウス)、旧病棟跡(シェアハウス・シェアオフィス)、茶室(宗和流)

吉城の郷の四季

夏

秋

冬

COPYRIGHT © 吉城の郷 All rights reserved.

ページの先頭へ戻る